私は生まれも育ちも福岡県の久留米市で、地元の県立高校から久留米大学医学部に入学しました。平成14年に大学を卒業して、その後は同大皮膚科学教室で研修を積み、平成22年に日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得。退局後、翌年に実家のクリニックである松本医院で皮膚科を開業しました。

導入のきっかけはデュアリティー フェイスクリームです。現在日本で使用できるお薬の中で、ニキビに対して最も効果的なのがエピデュオゲルですが、こちらには2.5%の過酸化ベンゾイルとアダパレンが含まれています。

一方、デュアリティー フェイスクリームには10%の過酸化ベンゾイルと0.6%のピュアレチノールが配合されています。アダパレンと異なり、レチノールには皮膚を代謝させて真皮まで働きかける力があるので、より強い効果を期待できそうです。当院ではニキビ治療を積極的に行っているので、過酸化ベンゾイルとレチノールのミックスで使えるという点に魅力を感じました。

私はシエスタクレンジング洗顔料、シエスタフェイスセラム、そしてデュアリティー フェイスクリームを使用しています。

私は過酸化ベンゾイルを自分の肌に使ったことがなかったので、最初にデュアリティーを塗ったときは顔が腫れてしまったんです。四日間使用した後、三日間休薬したところ、過去一番と言っても良いほど毛穴が引き締まり、肌がツルツルになりました。それ以降は何の問題もなく使用できています。本当に、美容治療を行ったときのような効果を実感できたので驚きました。デュアリティーは攻めのスキンケアを好むスタッフからも好評です。

また、半数のスタッフがマリーニ サンスクリーンを愛用させてもらっています。テクスチャーと肌馴染みが良く、落とすのも簡単。自分が使って“良い”と感じられる製品は患者様にも勧めやすいですよね。

ブライトニングケアシステムが多く売れている印象です。10セットくらいリピートしてくださっている患者様もいらっしゃいますね。激しい反応は出ないのに、くすみが取れて肌の色が明るくなり、適度にツヤも出るというのが魅力的です。ステップ2のシエスタフェイスセラムに含まれている、DMAEの効果も高いのだと思います。

一番良い点は、ほかの治療の邪魔をしないところですね。デュアリティー以外の製品は、どのような治療とも安心して組み合わせられるのが嬉しいです。ほかのドクターズコスメは、美容治療を行う際に一旦使用を中断しなくてはいけない場合もあるのですが、ジャンマリーニは軽いピーリングやハイドラフェイシャルなどとも併用できるのが魅力です。

また、ブライトニングケアシステムは肝斑のメンテナンスに使わせてもらうことも多いです。肝斑をしっかり治療した後に、再発させないためのアフターケアとしてご案内しています。

いくつものドクターズコスメを取り扱っている場合、そこへ新たにジャンマリーニを導入するとなると、当然ですが何か特徴を押し出していかなければ売りづらいですよね。

ジャンマリーニの魅力のひとつは、レチノールが入っているのに強い反応があまり出ないというところ。ブライトアップさせながらレチノールを入れていくようなドクターズコスメはほかにもありますが、どれも結構赤みが出るし、皮剥けもする。でも、ジャンマリーニは同じような効果を出しつつもレチノール反応が出にくいんです。仕事などの関係でどうしてもダウンタイムが取れないという人には、特におすすめできます。

もうひとつ、ほかと圧倒的に差別化を図れる製品はデュアリティーですね。これは本当に唯一無二なので、ニキビ治療に力を入れている美容皮膚科にはぜひとも取り入れていただきたいと思います。